いよいよ寒さが本格化してきました。
『インフルエンザ』や『ノロウィルスによる胃腸炎』の流行する時期でもあります。
手洗い・うがいをしっかりしましょう。
■ノロウイルスによる胃腸炎
・特に冬季に流行。
・手指や食品などを介して、経口で感染し、ヒトの腸管で増殖。
・おう吐、下痢、腹痛などの症状を起こす。
健康な人は軽症で回復するが、子どもやお年寄りなどでは重症化したり、
吐ぶつ(吐いたもの)を誤って気道に詰まらせて死亡することがあります。
・ノロウイルスについてはワクチンがなく、また、治療は点滴などの対症療法に
限られます。 従って、予防対策の徹底が大切です。
■予防対策
手洗い : 患者の「ふん便」や「吐ぶつ」には大量のウイルスが排出されるので、
食事の前やトイレの後などには、必ず手を洗いましょう。
下痢やおう吐等の症状がある方は、食品を直接取り扱う作業をしない
ようにしましょう。
石鹸を十分に泡立てて30秒以上かけて洗いましょう。
(指輪ははずし、爪は短く切る)
加 熱 : 特に、子どもやお年寄りなど抵抗力の弱い方は、加熱が必要な食品は
中心部までしっかり加熱して食べましょう。また、調理器具等は使用後
に洗浄、殺菌しましょう。
■ 症状
・潜伏期間(感染から発症までの時間) : 24〜48時間
・主症状 : 激しい吐き気、嘔吐、下痢、腹痛であり、発熱は軽度です。
通常、これら症状が1〜2日続いた後、治癒し、後遺症もありません。
また、感染しても発症しない場合や軽い風邪のような症状の場合も
あります。

■ 検査
患者の「ふん便」や「吐ぶつ」を用いて、ウイルスの検出を行い診断します。
ふん便には通常大量のウイルスが排泄されるので、比較的容易にウイルスを
検出することができます。
■ リネン類の処理
リネン等
・付着した汚物中のウイルスが飛び散らないように処理した後、
洗剤を入れた水の中で静かにもみ洗い。
・その際にしぶきを吸い込まないよう注意してください。
下洗いしたリネン類の消毒は85℃・1分間以上の
・熱水洗濯が適しています。熱水洗濯が行える洗濯機がない場合には、
・次亜塩素酸ナトリウム※の消毒が有効です。その際も十分すすぎ、
高温の乾燥機などを使用すると殺菌効果は高まります。
※塩素系の漂白剤(使用に当たっては「使用上の注意」を確認しましょう。)
布団などすぐに洗濯できない場合
・よく乾燥させ、スチームアイロンや布団乾燥機を使うと効果的です。
■ 感染が疑われた場合
・最寄りの保健所やかかりつけの医師にご相談下さい。
・ノロウィルス感染と診断された場合は『出席停止』となりますので、
主治医の許可があるまで自宅療養です。

■詳しくは厚生労働省のサイトに載っています。
※ 厚生労働省ノロウイルスについてのQ&A参照
※ 挿絵:健(日本学校保健研修社)より
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