平成26年度の行事写真

『命の大切さを学ぶ教室』を実施ました

4月9日(水)に中学校1、2年生を対象とした生活指導講演会を実施しました。今回の講演会では『命の大切さを学ぶ教室』と題し、犯罪被害者の遺族である講師・佐藤咲子さんのお話を聴かせていただきました。

佐藤さんは、今から50年前の1964年に岩手県川井村で発生した強盗殺人事件で両親を殺害されました。事件当時、佐藤さんは15歳。生徒たちとほとんど変わらない年齢で両親を失い、絶望の淵に追い詰められた佐藤さんは、事件後、お兄様と助け合いながら人生を歩んできたそうです。今回の講演では、その事件当日の様子や犯罪被害者遺族として暮らしたご自身の半生を語ってくれました。

生徒たちは、ハンカチで何度も目頭を押さえながらも、ご自身の辛い経験を包み隠さず生徒たちに伝えてくださった佐藤さんの一言一言にじっと耳を傾けていました。佐藤さんの気持ちのこもった言葉の数々が、その場にいる全ての人の心に沁み込んでいくように感じられました。生徒たちは、佐藤さんのお話を聴き、心も体も健康で生きられていることのありがたさ・かけがえのなさを感じてくれたことと思います。

そして、今回の講演で最も印象に残ったのが「法が整備されても、心の傷を癒すことは出来ません。傷ついた心を癒すことが出来るのは人の温かい心だけです。」という佐藤さんのお言葉でした。この講演会を良い機会として、生徒たちには大切な人を失った人たちへの暖かい思いやり・愛の心を育み、豊かな人格を形成していって欲しいと思います。

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