日本大学豊山高等学校水泳部は、半世紀に渡る永い歴史と伝統があり、輝かしい実績を誇る運動部です。

　日本高等学校選手権を中心とした高等学校の水泳大会では常に上位入賞を果たし、オリンピックをはじめとする国際大会への出場者を多数輩出しております。水泳部は、高い競技力を備えた競泳選手の育成のみならず、学校教育の一環として礼儀正しく心身ともに健やかな人材を育てる教育を目指しております。日本大学豊山学園の「強く 正しく おおらかに」という校訓のもと、心豊かな人間力を備えた競泳人を育てるクラブ活動を行っています。中学１年生から高校３年生まで、それぞれの希望と泳力に応じてチームが分けられ、コーチが指導を分担し、活動時間や練習内容を考えています。上手に泳げるようになりたいという生徒から日本選手権での活躍を目指す生徒まで、さまざまな要望をもった生徒が入部しているのが特徴です。１度入部した生徒は、ほとんど途中で退部することなく、3年間または6年間クラブ活動を続けています。

　このような活動が継続できるのは、学校が文武両道を目標としており、学業と部活動の両立を推進していることがあげられます。また、育友会をはじめとする保護者の深いご理解とこれまで卒業した多数の水泳部OBの応援があります。水泳部の活動は、このようにたくさんの方々のご協力とご支援に支えられています。そのため地域のスイミングクラブに通うことなく、学校のクラブ活動だけでこのような実績を築いている、全国的にも数少ない学校の1つです。

　これからも水泳部は、これまで築き上げてきた歴史と伝統を継続し、さらなる発展を目指して行きます。