豊山ブログ

高校海外語学研修11日目

みなさん,こんばんは。こちらは,7月31日(水)です。昨日同様に,雨模様です。では,昨日の様子をお伝えします。

午前中の授業ですが,アリーシア先生のクラスではグループごとに分かれてカナダ国歌を歌いました。歌詞をすべて覚えて大きな声で歌っていたグループもありましたが,声の小さかったグループもあり,そのグループは歌い直しになっていました。生徒たちは,カナダ国歌をフェアウェルセレモニーでホストファミリーに向けて歌います。それまでには全員,歌詞を覚えられると良いのですが。その後,グループごとでカナダの州ごとの地形などの特徴を書いたポスターを作成し,発表していました。

ゴードン先生のクラスは,カナダのお金などをテーマにした内容で,2011年から紙幣がプラスチック製に変更された理由やクレジットカード、デビットカード、現金の違いやカナダ人はおもにどの方法を使って支払っているかなどを説明していました。

午後のアクティビティは「Volunteering」。カナダの高校生は年間40時間のボランティアが義務付けられており,今回のアクティビティにも取り入れられています。

グエルフの中心街にある10Cと呼ばれるビルにバスで行き,そこで現地スタッフからカナダで行われいるボランティアの内容や,そもそもボランティアとはどういうものなのかといった説明を受けました。10C内には様々なシェアスペースがあり,多様な業種の人たちが働くことで刺激しあって,そこで得たアイディアをもとに仕事を進めているとのことです。他にもフードバンク,ナリッシュキッチン,SDG’sなど幅広く活動しています。

今回のアクティビティはボランティアについて考える内容であり,生徒たちにとって英語的にも内容的にも難しかったようです。ビルから出た後も,丁寧に振り返りをして理解を深められるように時間をとっていました。

また,10Cビル前で偶然グエルフ市長に出会いました。自転車に乗って,ようこそグエルフへと握手し,とても気さくな方でした。