中学校受験の方へ保護者の声・座談会

保護者の声

豊山中学校に入学した理由や、実際に通ってみての感想をお聞きしました。

中学1年生 保護者

兄の姿への憧れと、水泳部への期待

日大豊山を知ったきっかけは、2歳上の兄が同校に通っていたことです。本人も兄の学校生活をいつも見ていて、自分も入学したいという気持ちが強くあったようです。兄弟ともに水泳を続けており、中学校に入ってからも熱心な指導者のいる環境で続けさせたいと考えていました。また、水泳のクラブチームの出身校でもあったことや、何度か学校見学をさせていただいたことも、入学を決める上で大きな理由となりました。

入学前から変わらぬ、生徒の活気と先生方の熱意への安心感

入学前から、活気があり伸び伸びとした男子校という印象を持っていましたが、入学後もその印象は変わりません。保護者会などで学校に伺うたびに、生き生きとした生徒さんたちの姿を多く見かけ、安心して学校生活を送っていることを実感しています。先生方の熱心なご指導にも心から感謝しており、良い意味で入学前の印象と全く変わりません。

家庭での会話が増え、学びへの意欲と人間関係を育む充実した日々

帰宅後の子供の様子ですが、兄弟で学校の話をよくしているようですし、夕食時などにもその日の出来事を話題にすることが多いです。担任の先生が生徒たちと近い距離で接してくださっていることを知り、大変ありがたく感謝しております。尊敬できる先生方が多いようで、それが本人の学ぶ意欲にも繋がっていると感じます。学校行事を通しては、仲間と協力することの楽しさを学んでいるようです。また、部活動では先輩方との関わりの中で、技術だけでなく、大切な人間関係も築いている様子が伺えます。学校生活全体を通して、充実した日々を送っていると感じています。

中学2年生 保護者

父親の母校という繋がりと信頼

日大豊山を知ったきっかけは、主人が同校の卒業生だったからです。息子が生まれた時から、豊山に入学させることは私たち夫婦の希望であり、夢でもありました。素晴らしい学校であることを身をもって体験している父親がいたからこそ、迷うことなく息子を豊山に託すことができました。

部活動を通して心身ともに逞しく成長、人を思いやる気持ちも育つ

子供の成長という点では、小学校の頃はインドアな遊びが中心で、友達と積極的にコミュニケーションを取りながら遊ぶことは少なかったように思います。しかし、中学に入り部活動を始めたことで、体を動かす機会が増え、仲間とのコミュニケーションも活発になりました。人との関わりが増えたことで、心身ともに逞しく成長したと感じています。また、仲間との協力や助け合いを通して、人を思いやる気持ちも育まれたように思います。

明るく希望に満ち、挑戦と繋がりを通して豊かな心を育んでほしい

今後、息子には、元気で明るく、常に希望を持って未来に向かって進んでいってほしいと願っています。様々なことに積極的にチャレンジし、多くの人との関わりの中で自分自身を見つめ、心の豊かさを広げていってほしいです。そして、周りの人々との絆を大切にし、深く結びついていってほしいと思っています。

中学3年生 保護者

塾の先生の勧めと文化祭での温かい触れ合い

日大豊山を知ったきっかけは、息子が小学校6年生の時に通っていた塾の先生からの勧めでした。建築の仕事に興味があるという息子の話を聞いた先生が、「建築を学ぶなら日本大学が良い」と教えてくださったそうです。自宅からも近く、息子自身も文化祭を見学した際に、在校生の皆さんに親切にしていただいたことが決め手となり、入学を希望するようになりました。

毎週の単元テストと丁寧な補習で、苦手分野克服をサポート

学習指導については、毎週単元テストが行われることが、子供が目標を立てて勉強する上で非常に良い方法だと感じています。テスト後の成績表で苦手な分野が明確になるため、子供自身も課題を把握しやすいようです。また、学校側からの丁寧な補習などのサポートもあり、面倒見の良い学校だと感じています。苦手な部分をそのままにせず、しっかりとフォローしていただける点は、保護者として大変心強く思っています。

中高一貫の男子校ならではの、きめ細やかな指導と温かいサポート

入学して良かったと感じる点は、中高一貫の男子校であるという特性を活かし、先生方が時に厳しく、時に優しく、生徒一人ひとりに真摯に向き合い、きめ細やかな指導をしてくださる点です。子供の個性や成長段階を理解した上で、丁寧にご指導いただけるので、安心して子供を学校にお任せすることができます。先生方の温かいサポートに、日々感謝しています。

運動が苦手でも楽しめる、多様な部活動と温かい雰囲気

入学前は、日大豊山は運動が盛んな学校というイメージが強く、運動が苦手な息子が入学しても楽しく学校生活を送れないのではないかと少し心配していました。しかし、実際に入学してみると、運動系の部活動はもちろんですが、文化系の部活動も充実しており、運動が苦手な生徒でも十分に楽しめる環境があることがわかりました。息子も文化系の部活動に入り、充実した学校生活を送っています。入学前の心配は杞憂だったと感じています。

他者への気配りを学び、視野が広がった成長

子供の成長という点では、小学校の頃は自分のことで精一杯で、周りの人に気を配ることがあまりできませんでした。しかし、中学3年生になった今では、友達のことや家のことなど、自分以外の人にも目を向け、気遣いができるようになったと感じています。学校生活や友人関係を通して、視野が広がり、他者を思いやる心が育まれたのだと思います。

生活指導を通して、中学生らしい規律ある生活を送れていることへの安心感

入学して良かったと感じる点は、中学校3年生頃にありがちな服装や頭髪の乱れに関して、学校が厳しく指導してくださるおかげで、息子が中学生らしい規律ある生活を送れていることです。親としては、生活面での指導をしっかりとしていただけることは大変ありがたく、安心して子供を預けられています。

将来の目標を持ち、自立した人間として歩んでほしい

今後、息子には、自身の将来の目標をしっかりと定め、困難に直面しても人に頼るのではなく、自らの力で道を切り拓いていけるような自立した人間になってほしいと願っています。

座談会

保護者目線で見た男子校の特長。子どもの成長エピソード。
豊山ならではの魅力を語っていただきました。

座談会メンバー(敬称略)
(左から)育友会会長/小谷野 充、保護者/武井 一晃、保護者/山本 知子、保護者/溝上 好美、広報主任/田中 正勝

ご子息が豊山に決めたきっかけを教えてください

山本
息子は3歳から水泳を続けていて、受験期を迎える頃も水泳中心の生活をしていました。志望校の中で水泳部があるのが豊山だけだったことと、塾の先生から勉強と運動の両立が叶う学校と勧められてこちらに決めました。
武井
私の息子も水泳でジュニアオリンピック参加標準記録に届きそうな結果を出していたので、水泳の強豪校を探していたところ豊山に辿り着きました。親子共々部活動以外にも惹かれるポイントが多く、息子は「豊山に行きたい!」という強い意志を持って受験勉強に取り組んでいました。
溝上
うちは長男がこちらに通っていたことがきっかけではあるのですが、豊山野球部の礼儀正しさが私の脳裏に焼き付いておりまして、硬派なイメージが良くて次男にも受験を勧めました。
小谷野
我が家は父、私、息子と3代で高校から入学しました。息子の場合、豊山の男子の特性をよく理解した入試スタイルを利用できたことが大きいですが、生徒の明るい雰囲気も非常に印象的で、人工芝のサッカー場や新しい校舎、駅から近いことなど設備面も魅力でした。最終的には田中先生の「人生の3年間くらい男子だけの生活をしてみるのもいいと思うよ」という言葉が決め手になったようです。

入学して感じた豊山の校風や、男子校の魅力をお聞かせください

山本
男子校は厳しいイメージがありましたが、授業で女子がいたら躊躇してしまうような質問もしやすかったり、友達同士で勉強を教え合ったり、とても良い雰囲気でした。家庭科の実習が充実していて、リンゴの皮むきが家族で一番うまくなりました(笑)。
武井
校風を一言でいうと賑やか、活発、仲が良い。できない子をみんなでフォローしようとする団結力があって、ここならすぐに友達ができると思いました。良い意味での「自由さ」と、のびのびした環境が男子校の魅力です。いろいろな個性を持った子たちの中で自分なりに何かを感じて成長していったと思います。
溝上
先生方がどんな子にも親身に寄り添って面倒を見てくださいます。その情熱には、胸の底の温かさを感じます。この時期の男子は非常にピュアで、女子の前では素の自分を表現できないこともありますが、男子だけの環境で自分探しができるのは有意義な時間になると思います。
小谷野
この学校の大らかさは、生徒の自由を寛容な心で見守ってくださる先生方のおかげだと思います。息子は部活でもクラスでも良い仲間ができて皆勤賞で卒業しましたが、まだ学校に行きたいと言っています。男子校豊山には言葉だけでは表せない良さがあります。来てみなければわからない魅力をぜひ体感していただきたいと思います。

友達とお互いを高め合ったり、成長を感じるエピソードはありますか

山本
小学生の頃は宿題をほとんどやらない子だったのに、豊山生になって課題をクラスで一番に提出するようになって驚いています。タブレット端末で友達の提出状況を確認してゲーム感覚で競い合うのが楽しいようです。周囲に成長を促されたという感じですね。また豊山はテストの結果だけでなく普段の学習態度を評価する「平常点」も重視されるので、自分の意思でやるべきことを管理できるようになったのが嬉しいです。
武井
友達との交流は確かに活発ですね。息子は水泳部の主将なので、副部長とは頻繁に連絡を取り合っていますし、試験前には友達と勉強を教え合ったり、毎日のように誰かと話しています。家では幼さや素直さが残っていて小さい頃と変わらない印象ですが、学校では全く違う一面を見せているようです。社会に合わせた振る舞いができるようになったことには、成長を感じますね。
溝上
自分の世界に閉じこもりがちな息子が、周囲に順応して良好な人間関係を築いていると個人面談でお聞きして、涙が出るほど嬉しく思いました。男子校には同じようなタイプもいるのではないかと淡い期待で入学して、この3年間で非常に変わりました。練習日が週6日ある卓球部で頑張れたことも自信につながったのではないかと思います。仲間に刺激され、友達に救われてここまで成長することができました。
小谷野
日々の提出物を促し合ったり、わからないところを教えてもらったり、恵まれた友人関係があったからこその成長だったと思います。部活動中にも隙間時間を見つけては仲間と一緒に勉強するのが日常で、グラウンドにも机と椅子があればいいと言っていました。

豊山をお考えの保護者の皆さまへメッセージをお願いします

山本
男子教育に長けた学校です。実際に見学するとその良さが実感できますし、受験の不安も和らぐと思います。
武井
スポーツの有名校は学力の心配があるかもしれませんが、先生方の熱心な指導で引き上げてもらえます。安心して入学してください。
溝上
男子校を考えているなら、自信をもって豊山をおすすめします。ただ、最終的に決めるのはお子さんです。その意思を尊重してあげることが大切です。
小谷野
生徒の穏やかな表情が、学校生活の楽しさを物語っていると思います。ブレない教育方針がありがたいし信頼できます。豊山は自分のやりたいことを極められ、仲間の輪が広がる学校です。ここと決めたら精一杯頑張ってください。