高等学校グローバル教育

日常生活から学ぶ

英語スピーチコンテスト

本校では、毎年希望者を対象にした「校内英語スピーチコンテスト」を開催し、英語のスピーキング能力向上に努めています。優勝者は各付属校の代表者が一堂に会する「日本大学付属高等学校等英語スピーチコンテスト」に出場できるため、準備と対策を熱心に行っています。

フリートーキングプログラム

アクティブラーニングの一環として、放課後にコモンスペースにてネイティブ講師と自由に会話することができます。日常会話を繰り返すことで、コミュニケーション能力を高めることを目標としています。多くの生徒がコモンスペースを利用し、コミュニケーション能力と同時に英語力を磨く姿勢が日常的に養われています。

語学研修から学ぶ

異国の地での様々な経験の先には、将来を変える大きな可能性が広がっています。

  • 今後の社会情勢により変更となる場合があります。

ケンブリッジ研修

  • 写真:右から3番目

  • 写真:左

イギリス・ケンブリッジ大学[ 17日間 ] 日本大学主催/選抜制 日本大学全付属高校生対象

日本大学全付属高校(26校)の生徒を対象に、コミュニケーション能力を高める語学研修を年に2回(春・夏)、ケンブリッジ大学で実施しています。

17日間のプログラムで、ドミトリー生活をしながら勉強し、イギリスの文化や歴史、習慣に触れたり、 他の付属高校の生徒との交流を持つことを目的としています。

研修内容の例
  1. 羽田出発
  2. ペンブルック・カレッジ着
  3. カレッジの案内・Welcome Dinner
  4. PA(学生プログラム・アシスタント)のアクティビティー・グランチェスター散策・アフタヌーンティー・スポーツイベント・ケム川のパンティング・ダンスなど
  5. Farewell Dinnerで修了証書を受け取る
  6. 羽田到着

生徒メッセージ

写真:右

2024年度 高校3年 特進コース

進学先
早稲田大学 文化構想学部
JCulP:国際日本文化論プログラム

私は、自分の好きな英語を使ってネイティブと交流したいという理由でケンブリッジ研修に参加をしました。イギリス英語は学校の授業で習っているアメリカ英語と発音や単語の表記の仕方が異なることがあります。ネイティブスピーカーの話す英語はスピードが早く、初日は全く聞き取れませんでしたが、現地の学生と毎日交流を重ねたことで、自分の伝えたいことをジェスチャーや単語のみで伝えるのではなく、文章で表現してコミュニケーションがとれるようになっていました。

英語で行われる授業でイギリスの文化や歴史を学んだことにより、視野を広げることもできました。海外から日本を客観的にみたことで、日本人のおもてなし精神や和食の美味しさなど、母国の素晴らしさを実感して愛国心がより強くなったと思います。授業後は他の日大付属生と共にスポーツやゲームなどのアクティビティを楽しみ、一生の仲の友達ができました。

海外経験がない私にとってイギリスでの2週間は、毎日刺激的でたくさんのことを吸収できます。特に学んだことは、何事にも積極的に挑戦することの大切さです。研修志望者が募集されたとき、夢みたいな話だと消極的に考えていましたが、親に背中を押してもらったおかげで挑戦する決意ができました。また、英語運用力に自信がなくても、積極的に現地の人と交流したことで、たった2週間でも以前より自信を持って英語が話せるようになりました。この経験を糧に、将来は日本と海外を繋ぐ架け橋となるような人材になりたいです。

カナダ研修

  • 写真:左

カナダ[ 17日間 ] 本校主催/希望制

高校全学年の希望者を対象に、夏季休暇を利用して17日間の語学研修を実施しています。カナダ語学留学に定評のあるMuskoka Language International(MLI)にご協力いただき、現地では授業をデザインするプログラムコーディネーター、ホームステイ先の受け入れを調整するローカルコーディネーターの方々と緊密に連絡を取り合いながら、生徒の学習面・生活面を柔軟にサポートします。

美しい自然環境にあふれた都市Guelphで行われるホームステイでは、1家庭につき2名を受け入れていただいています。現地の高校をお借りして行われる授業は習熟度別で実施されます。生徒と同年代のBuddyからサポートを受けつつ、第2言語習得を専門としている先生の指導を受けます。午後のプログラムでは、カナダ文化に触れるアクティビティーが満載です。

研修内容の例
  1. 羽田出発
  2. 現地の学校での授業
  3. 放課後・地元の歴史博物館や大学見学
  4. キックベースやラクロス
  5. ステイ先:BBQやプール・カナダの寿司を堪能
  6. ナイアガラの滝
  7. 羽田到着

生徒メッセージ

写真:右

2024年度 高校1年 進学コース

カナダ研修を一言で表すなら、「良い経験だった!」です。
そう感じた理由は、主に二つあります。

一つ目は、現地の人たちと深く関われたことです。このプログラムでは、カナダのホストファミリーと約2週間を一緒に過ごします。その間に私は、BBQを楽しんだり、カナダで有名な野球チームの試合を観に行ったりと、まるで家族の一員のように過ごすことができました。日常の中で自然と会話が生まれることで、緊密な関係が築けたと思います。今でもホストファミリーの息子さんとは連絡を取り合っています。

二つ目は、日本とカナダの文化の違いを実際に体験できたことです。特に印象に残っているのは料理のサイズ感でした。例えば、レストランで頼んだサラダが顔の2倍くらいある大きな皿に、大量に盛られて出てきたときは、本当に驚きました。個別に小皿で提供される日本との違いを、実際に目にすることができたのは大きな発見でした。

この研修を通して、普通の旅行ではできないような経験をたくさんすることができました。