
進路・進学活躍するOB
豊山で培った人間力が社会で生きる
礼儀、思いやり、やり遂げる姿勢
「ルールを守る」「相手のことを思いやる」「やるべきことをやり遂げる」――豊山で培ったこうした人間力は、社会に出た今も役立っています。
私は中学・高校6年間、水泳部に所属していました。水泳部では、挨拶や先輩との接し方をはじめ、ルールを守ることの大切さを厳しく教え込まれました。そのうえで競技と向き合い、高いパフォーマンスを発揮することが求められる環境でした。これらの経験は、社会に出てから求められる力にも通じており、豊山で「人間力の基礎」を固めることができたと感じています。
現在私は、通信会社でシステムエンジニアとして働いています。利用者が求める機能をどう実現するか判断に迷う場面も多く、悩むこともあります。そんな時はよく先輩社員に相談しますが、日々の業務をしっかりこなし、相手にリスペクトの気持ちを持って相談すれば、皆さん親身になって対応してくれます。そうしたやり取りができているのは、豊山で身につけた人間力があるからだと実感しています。
自分に足りないものを考え、行動する習慣
豊山での6年間を通じて、「最後までやり遂げる力」が身についたと感じています。
私は水泳部に所属しながら、勉強との両立にも力を注いでいました。大会で自己ベストを更新できるよう日々の練習に励みつつ、テストで上位に入れるよう、授業内容の復習も欠かさず取り組んでいました。部活動も勉強も、「今の自分に何が足りず、何をしなければならないのか」を考えながら向き合っていました。その積み重ねが、自分で課題を見つけて取り組む力、そして目標に向けてやり切る力につながったと思います。
仲間と共に成長できたことも、大きな財産
豊山には、切磋琢磨し合える仲間がいます。私の周りの友人たちは皆、困った時は助け合い、うまくいった時には讃え合うマインドを持っていました。そういった仲間と日々を過ごし、互いに支え合いながら成長できたことは、豊山だからこそ得られた経験だと思います。
自分だけの誇れる経験を
豊山には、腰を据えて何かに打ち込める環境があります。私自身、勉強や部活動に夢中になれたのは、先生方がきっかけを与えてくれたからこそです。仲間と共に頑張ることで、充実した学生生活を送ることができました。
そしてその経験が、人生の基礎となり、次のステージでの活躍を後押ししてくれています。これから豊山に入学する皆さんにも、ぜひ自分なりに夢中になれるものを見つけて、胸を張って自慢できる経験を積んでほしいと思います。

