
進路・進学活躍するOB
『漢』の青春を全力で楽しめる場所
夢を追いかけて今がある
小さいころから車やエンジンが大好きで、特にスポーツカーに憧れを抱いていました。もともと「なんでもやってみたい」と思う性格でもあったので、次第に「自分で作った車に乗ってみたい」と考えるように。その想いが進路選択の原動力になり、自動車会社への就職、そして夢だったエンジン設計の仕事へとつながっています。
豊山在学中は「悪ふざけをしようとすると必ず見つかる」という、あまり自慢にならない特技(?)がありました(笑)。担任の先生には「そういう星の下に生まれているんだから、真面目に生きなさい」と諭され、それ以来この「教え」を守って、今も真面目に生きています。
豊山で育った「柔軟な視点」と「人としての基本」
豊山での6年間は、価値観の幅を大きく広げてくれる日々でした。周囲には個性豊かな友達が多く、普通では思いつかないような意見や行動に日常的に触れることで、物事を偏見なく捉え、相手の考えを尊重する姿勢が自然と身につきました。
また、先生方からは「挨拶をすること」「感謝を伝えること」「悪いことをしたら素直に謝ること」といった、人として当たり前のことを繰り返し教えていただきました。社会に出てから、人間関係を円滑に築くうえでこうした基本がどれほど大切かを、今あらためて実感しています。
いつも「全力で楽しむ」を大切にしていた学生生活
学校生活では、とにかく全力で楽しむことを大事にしていました。友達と遊ぶために朝早く登校して、授業前から盛り上がっていたのは日課のようなものでした。
学業でも、仲間意識がとても強くて、特にテスト期間中は「勉強するときには仲間に連絡をする」という謎のルールがありました(笑)。「勉強するならみんなで」とビデオ通話をつなぎ、わからない部分を教え合うのが定番のスタイルでした。ふざける時も、勉強する時も、仲間と一緒。そんな毎日が、今振り返ってもとても充実していたと思います。
男子校ならではの熱い文化祭
高校時代の一番の思い出は、文化祭の「ミス豊山」で優勝したことです。「出るなら絶対に優勝しよう」と決めて、仲間とダンスの練習を重ねたり、女性の仕草や表情を研究したり…。当日は多くの友達が応援してくれ、男子校ならではの熱気あふれる盛り上がりに包まれました。笑いあり、熱意ありのこの経験は、一生の宝物です。
「面白そう」を信じれば道はひらける
豊山は、仲間も先生もとにかく個性豊かで、自分らしくいられる環境です。毎日がまるでお祭りのように明るく、「漢」の青春を全力で楽しめる――そんな空気感は唯一無二だと思います。
今振り返って思うのは、「面白そうだな」と思ったことを自分からどんどんやってみることの大切さ。実行すれば仲間が自然と集まり、気づけば最高の思い出になっている。だからこそ、これから豊山に入学する皆さんにも、自分の「面白そう」を信じて、いろんなことにチャレンジしてほしいと思います。その経験がきっと、最高の思い出と成長につながるはずです!

