日大豊山生に聞いてみた 2021年

豊山生と先生の座談会 2020年

豊山生の座談会 2021年(中学生)

豊山生のリアルトークで垣間見る、男子校の魅力!

男子校で自分が変わったと思うこと
松野
全員男子だから友達がたくさんできて、趣味の合う人とすごく仲良くなれました。周りの目を気にしないでバスケに没頭しています!
橋本
私も好きな野球の話を恥ずかしがらずに話せるようになりました。気兼ねなく本音でぶつかり合えるから、誰でも自分の居場所を見つけやすいと思います。
杉田
吹奏楽部のイメージが変わりました。力強くてかっこいいです!共学だったら入部していなかったかもしれません。
清水
男子校はグループで固まらずクラス全体で仲良くなります。授業が始まる時は着席の声かけをし合うので、メリハリがつくようになりました。
高橋
強い女子がいないから、みんなのびのびしています(笑)。野球部で身に付けた規律を自分の生活にも活かせるようになりました。
小牧
小学校の時はおとなしいタイプだったのが、自分から話しかけられるようになりました。性格が明るくなって毎日がすごく楽しいです!
こんなことで盛り上がっています!
橋本
プロ野球をモチーフにしたゲームが流行っていて、野球部の顧問の先生とも話が盛り上がっています。リアルな野球部は、入学時にはコロナで全体練習ができませんでしたが、夏休みから本格的な練習をして都大会に出場しました!
高橋
友達とはアニメの話をよくします。個人的には時代劇コメディーの作品が好き。どんな趣味でも隠さずなんでも話せる関係が心地良いです。軽井沢の宿泊研修やスキー教室などの行事は、普段の生活が楽しいからその延長で楽しいです。
松野
テストが返却される時、点数を見せ合ってリアクションを取るのが面白いです。朝、顔を合わせた瞬間にギャグを言って笑わせたりします。バスケ部は活動休止期間中、トレーナーが送ってくれた動画を見て自主練習していました!
杉田
吹奏楽部も自宅でオンラインレッスンを続けていました。1年の時の文化祭の思い出は、自分が書いた作文をみんなの前で発表して、優勝したことです。実は私は相撲オタク。友達が面白がって話を聞いてくれるのが嬉しいです。
小牧
クラスで携帯電話の大きさを競い合って盛り上がりました(笑)。A先生はクラスがうるさい時、笑いながら怒るから逆に恐いです!私は生徒会副会長なので、コロナ禍の中でも校内体育大会を開催することができて、みんなに楽しんでもらえたのがよかったです。
清水
私は豊山が好きなので、もっと誇れる学校にしたくて生徒会長に立候補しました。今年は学校行事がほとんど中止で、豊山の良さを肌で感じる機会は少なかったかもしれませんが、自分たちにできることを考えて実行しました。オンライン文化祭 はぜひ見てほしいです。
豊山ってこんなところ
小牧
勉強と部活動、自分の好きなことを両立しながら続けられるのが、豊山の最大の魅力です!
松野
生徒も先生も個性豊かで楽しい。部活動の種類が多くて、全国大会出場も夢じゃない!
高橋
日本大学の付属推薦を活用すれば、冬まで引退しないで部活動を続けられます!
清水
全員にタブレット端末が配られて、学習環境が最高!
橋本
何が楽しいというより、仲間と時間を共有していることが楽しい!これが男子校の良さ。
杉田
普段の生活に価値があるのが豊山です。明るい未来に向かって、受験頑張ってください!

豊山生の座談会 2021年(高校生)

中高一貫の豊山に高校から入学した6人が語るありのままの学校生活!

ここがよかった!豊山を選んだ理由
円谷
文武両道を叶えるのに最適な学校だと思って入学しました。設備が充実していて、勉強はもちろんスポーツにも集中できる環境です。
生徒1人に1台提供されるタブレット端末が魅力でした。どこでも持ち歩けて、空き時間を勉強に有効活用できます。
岡安
私の場合は祖父が豊山出身だったことがきっかけです。校舎に吹き抜けとエスカレーターがある高校はなかなかないと思います!
坂本
私立学校展で豊山を知って、吹奏楽部の演奏会に行きました。男子校ならではの迫力に家族みんなで感動!絶対この学校に入りたいと思いました。
栗山
私は部活動を重視していたので、都内で体操部が有名な豊山を選びました。部員の仲が良いから、チームの息はぴったりです!
中道
私は大学付属の男子校を志望していました。中でも生物オタクが集まる豊山の生物部は自分にとってとても魅力的で、ここだ!と思いました。
和気あいあい、普段の生活が楽しい!
内部進学の人と馴染めるか不安でしたが、入学したらそんなことは全然感じませんでした。むしろ団結力が強くて、それが部活動の強さにもつながっています。校内にはウエイトトレーニング場があって、そこで鍛えた筋肉を文化祭の筋肉選手権で自慢します(笑)。
岡安
毎年豊山は体育祭と文化祭で盛り上がりますが、今期はコロナで通常開催ができませんでした。代わりに部活動やクラスごとに紹介動画を作って、オンライン文化祭 として特設ホームページで配信!この様子は今も閲覧できるので、全国の皆さんに豊山を知ってもらえてよかったです。
中道
生物部ではみんな異性の目を気にしないで、生き物とイチャイチャしています(笑)。今まで共通の趣味を持つ友達が少なかったですが、今は仲間が増えて楽しいです。自宅ではゲイリートゲオアガマというトカゲの仲間や、今日連れてきたロシアガメのカメキチを飼っています。
坂本
女子がいるところでは絶対しない恋愛話を、男子校ではみんなオープンになんでもさらけ出して話すのが面白いです。ダンスの得意な先生がいて、授業の最終日に教室で披露してくれました!先生とも和気あいあい、良い関係性が築ける学校です。
円谷
本音で言い合ってもケンカにならない関係が心地良いです。いつもにぎやかだけれど、授業中は静か。オンオフの切り替えが自然にできています。サッカー部は他の強豪校に劣る部分を、団結力で勝ち取っていくチームです!
栗山
数学が学年トップのクラスメイトにみんなで勉強を教えてもらい、クラスの成績も学年1位になりました!ちなみに私は文房具が大好きで、一番気に入っているのは野原工芸の木製シャープペン。坂本くんも文具好きで、パイロットの万年筆を愛用しているそうです!
豊山を目指す皆さんへ
栗山
豊山に入って大正解!中学生と合同で部活動ができるのも、豊山ならではの魅力です。
坂本
男子校に抵抗がある人も、入ったら共学よりも楽しいので、後悔することはありません!
岡安
みんな元気で仲良く楽しい学校です。受験勉強頑張ってください!
中道
男子校はみんな仲がいいですが、バレンタインチョコはもらえません(笑)。
円谷
部活動も勉強も真面目に取り組みたい人には素晴らしい環境です。進路サポートも手厚い!
他校の友達に豊山のことを話すと羨ましがられます。豊山生であることを誇りに思っています!

先生たちの座談会

将来に必要な人間力を育む6年間
先生たちの全力のサポートで勉強にも部活にも思い切り集中する

思春期の男子生徒に対してどのようなサポートをされていますか
田中
中学の先生方に対しては、6年後、10年後、12年後を見据えての指導というのを意識してもらっています。小学校から上がってきたばかりの生徒たちに最初から無理難題は言えないので、まずは生活面での指導が大切ですね。男の子はやはりお母さん方に頼ってきていることが多いので、そこから精神的にも経済的にも自立していく基礎を作るということを意識します。
屋嘉比
例えば、中1の7月に宿泊研修があるのですが、忘れ物をしてもいいので、必ず自分で用意させてくださいとお願いしています。普段の授業でもやはり男の子は忘れ物が多いので、リストを作ったりファイリングを習慣づけたりして、少しずつ自分で気づけるようにフォローをしています。
田中
男子校のいいところは、生徒を思い切り叱って、思い切り誉めることができるところです。思春期の男の子はプライドが高いので、異性の前で叱ると屈折してしまうことがあります。その点、男子ばかりだと生徒も素直に受け止めてくれます。これは男子校の大きなメリットの一つだと思います。
屋嘉比
男の子同士なので激しくぶつかり合うこともありますが、その中で少しずつ人を思いやる気持ちを育てています。それが中学の時期だと思います。
溝下
生きる力や人間力を教員が一丸となって育てていると、常日頃から実感しています。中高一緒の部活動では、上級生が下級生の面倒をよく見ます。それに加えて、教員と生徒もとてもいい関係を築けていると思います。
西川
教員室の廊下には机とイスが設置されています。本校は、生徒たちが先生のところへ頻繁に訪ねてくるからです。放課後には必ず誰かがそこで補習を受けたりしています。ほかの学年の先生も「がんばっているな!」と、声をかけています。
田中
学校全体で生徒を育てているという意識は強いですよね。
先ほど忘れ物の話がありましたが、男子生徒の集中力を伸ばすポイントはありますか?
溝下
集中力を高める意味で、毎朝10分間の『MAP※』テストを実施しています。テストのために遅刻できないと思うことで生活習慣の改善にもなりますし、10分間集中するという体験は重要だと思います。
田中
学校生活でも部活動でも、何か自信を持たせてあげることが大事です。「オレはこれができる」と思うことが1つでもあれば、男の子は大きく伸びます。部活に集中できる子は、受験のときにも結果を出しますね。
溝下
目標を持つことも必要だと思います。そういった意味で、本校は目標を持ちやすいクラス編成になっていると思います。付属である日本大学以外の大学を受験したい生徒には、特進クラスが設定されていますし、日本大学への進学を考えている生徒には、推薦権を得るという目標があります。周囲が目標に向けて勉強を始めると、のんびりした生徒もそれに触発されます。
田中
柔軟に進路が選べるのも本校の特徴です。早慶上理・国公立に、かなりの人数が進学していますし、日本大学への推薦権を持ちながら、国立大を受験することもできるようになりました。だからといって、進学実績のために生徒たちを煽る気持ちはありません。それぞれが自分の目標の進路に進んでほしいと思っています。
西川
中3での意識づけというのも大事ですよね。高校入試を経て入ってくる高入生との意識の差を埋めるためのサポートは中3では必須です。
屋嘉比
サポートという意味では、中2の時期にフォローが必要な生徒にはこちらから声をかけて3泊4日の勉強合宿に連れていきます。30人くらい参加して、朝6時に起きて夜も11時くらいまで勉強するのです。その時期に成績が心配な生徒は生活習慣ができていないことが多いのですが、その3泊4日で自然に時間を守れるようになります。
西川
中3の夏休みには、『チャレンジ補習』という少人数の補習があります。補習を進めるなかで、「この教科は得意」という生徒が、ほかの生徒に教え始めます。そうすることで自信がついて、「もっと残って勉強していいですか?」と言ってくる生徒もいます。
田中
成績上位者へのフォローでいえば、本校を卒業した大学生が教えるチューター制度があります。これは自由に参加できます。勉強だけでなく、推薦入学へのアドバイスなども聞ける貴重な時間です。
先生方が考える、貴校ならではの良さとはどんなところでしょうか。
溝下
本校の校訓は『強く 正しく 大らかに』なのですが、「学校の校訓は?」と聞くと、どの生徒もすぐに答えられるのです。彼ら自身が校訓の持つ意味を日々、実感しています。個性が伸ばせる、自分を表現できる場所だと感じてくれているからだと思います。ですから、生徒に対してはいつも「思いきりぶつかってこい!」と思っています。
西川
今年度広報活動を始めてうれしかったのは、受験生の保護者の方に「先生方が明るいですね」と言われたことです。教員室も笑顔や笑い声であふれていて、その先生方の明るさが生徒にも伝わっているのでしょう。
屋嘉比
生徒を見ていると、本当に一日一日が濃密なのだろうなと思います。いろいろな個性の生徒がいて、互いに自分がやりたいことを追いかけています。進学先に日本大学が見えて安心できるという面もありますし、友達づくりも自然にできているのかなと思います。
西川
部活にしても勉強にしても、とにかく先生がサポートしてくれる環境になっていますね。
田中
卒業生が必ず言うことが「豊山でよかった」ということです。中高6学年で2200人と大きな男子校ですが、保護者の皆さんも協力的で卒業するときにはみんな応援団になってくれています。それだけ教員が生徒に手をかけているのかもしれませんが、教員側の意識としては当たり前のことをやっているだけなのです。生徒のためになることを当たり前にできるところが、本校の大きな魅力かもしれませんね。
  • MAPとは? Morning Assurance Programの略称。5教科を曜日ごとに分けて毎朝実施。出題範囲はあらかじめ告知され、振り返り学習と集中力促進を目的としている。

初出:『私立中高進学通信2016年11月号』