学習の取り組み
学習の取り組み
独自の教育システム(PDCA)
学校の授業や部活動、宿題にプライベートと中学生といえども忙しいものです。しっかりタイムマネジメントをしていても、うまくいかないこともあるでしょう。PDCAサイクルは、主に企業の生産管理や品質管理業務を継続的に改善するための手法のひとつですが、これらを教育システムに取り入れることで、無理のない計画を立てて学習に取り組むことができます。
Plan(計画)
キャリア教育
総合的な学習の時間や学校行事を通じて、将来の進路について考えを深めていきます。様々な職業について調べ、進路と仕事を繋げられるようにしています。3年次には校外学習で日本大学の各学部を見学するなど、大学付属のメリットを生かして早い段階から自らの進路について意識付けを行います。
タブレットでの自己管理
本校では全学年でタブレット端末を導入し、学習に活用しています。授業で活用する以外にも、定期テスト前には、アプリ上で各教科の試験範囲や課題などを確認できるようにして学習計画を立てやすくし、学習時間を自己管理するように指導しています。
また、本校では令和3年度より全学年にスタディサプリを導入し、自学習用教材などとして活用しています。
Do(実行)
チームティーチング
以下の授業では、1クラスを2名以上の教員で教えるTT授業(チームティーチング)を実施し、きめ細やかな指導をしています。
- 数学演習(全学年)
- 英会話(全学年)
- 体育(1、2年)
- 技術・家庭科(1、3年)
ICT教育
総合的な学習の時間や学校行事などで、全学年で導入しているタブレット端末を活用し、調べ学習やプレゼンテーションを行うなど、生徒による主体的な学習の取り組みを実践しています。調べ学習でまとめた作品は、各クラス内でプレゼンテーションを行うことはもちろん、毎年2学期には中学校全体で総合学習発表会を実施し、各クラスの代表者が全校生徒や保護者の前で自らの調べ学習の成果を発表する場も設けています。これらの活動を通して、ICT化が進む現代を生きる上で必要な能力を身につけていきます。
Check(評価)
MAP
(Morning Assurance Program : 朝テスト)
朝の10分間を利用し、5科の授業内容を小テスト形式で確認するプログラムです。授業内容を理解できているかどうかを短いスパンで確認することができます。小単元ごとのテストであるため、自らの苦手分野を把握しやすく、各自の学習状況改善に役立っています。毎日の積み重ねの大切さを実感することのできる本校独自のプログラムです。
- 定期テスト(年5回)
- 錬成テスト(年2回)
- 実力テスト(年2回)
Action(改善)
MAP解説動画
月に1回、各教科のMAPの解説動画を配信しています。苦手分野の改善だけでなく、得意分野の伸長にも役立っています。日々行っているMAPは、学期に1回結果を一覧表にして配布します。そこで自身の得意分野や苦手分野を把握し、学習計画の改善を図ることができます。
補習授業・チャレンジ補習
定期テストの結果を参考にして、各教科で学習の遅れを感じている生徒に対し、補習授業を実施しています。それぞれの定期テストの学習内容をきちんと定着させ、その後の学習が円滑に進められるように学校としてフォローしています。なお、中学3年次には、豊山高校進学を前に、学習の遅れを感じている生徒に対してチャレンジ補習も実施しています。
豊山生の1日
豊山中学校で生徒たちが過ごす様子を登校から放課後まで写真を交えて簡単に紹介します。
登校
中学生は毎朝8時10分までに着席と少し早いです。本校は護国寺駅出口から近く、ほとんどの生徒がこの駅を利用します。
8:10
朝テスト
8時10分からMAPという10分間の朝テストが毎日行われます。ここでは主要教科の授業内容を小テスト形式で出題し、授業の理解度の確認を行います。
8:35
授業
授業は8時35分から始まり、50分の授業を行います。午前は4時間目まであり、各授業の間には10分の休み時間があります。土曜日は4時間目までです。
12:25
昼食・昼休み
教室や生徒ホールなどでそれぞれ集まってお弁当を食べます。昼休みは友達と会話を楽しんだり、図書室で本を読んだり、校庭で遊ぶ生徒もいます。
13:05
授業
午後の授業は5時間目と6時間目があります。また、2人の先生が丁寧に教えてくれるTT授業で行っているものもあります。質問しやすい環境で勉強ができます。
15:00
終礼
終礼では課題の確認などを行い、次の日の授業に備えます。また、教室の掃除は交代で行い自分たちの学んでいる環境を自ら整えます。
15:30
部活動
それぞれが自分の好きなことを行い活動に励みます。中学生は全員が部活動に入部するよう奨励しています。部活動は団体行動を学ぶ場としても重要です。
下校
ICカードタッチによる管理システムにより、生徒の登下校時間がご家庭へもメール送信されます。